PROJECT.02
PROJECT.02
福神グループ福祉事業部は、フランス生まれの高齢者ケアメソッド「ユマニチュード」にいち早く注目し、全職員で日々の介護業務に取り入れています。
「ユマニチュード」とは、フランス語で「人間らしさ」という意味です。フランスで35年以上の歴史を持つ、知覚・感情・言語に基づく包括的コミュニケーション法を軸とした高齢者ケアメゾットで、欧州の医療・介護施設で広く受けいれられています。
また、認知症ケア問題の解決にも役立てられており、近年日本においてもユマニチュードの実践が始まっています。
私たちはいち早くこのユマニチュードに注目をし、日々の介護業務に取り入れてきました。
ユマニチュードは、ケアを受ける人とケアをおこなう人の双方が「よかった」と思える関係づくりの手法です。強制的なケアをしないことを基本として、「見る」「話す」「触れる」「立つ・歩く」の4つの柱から成り立つケアを行います。
1番目の「見る」は、相手の正面から水平に目線をあわせ、0.5秒以上愛情をこめて相手の目を見ます。見るということは、相手の存在を認めることです。
そして2番目の「話す」。やさしいトーンでおだやかに、ポジティブな言葉を使って途切れないように話します。
3番目の「触れる」。触れるときは掴むのではなく、そっと支えるように、やさしく触れます。指先や顔などの敏感な場所には、はじめから触れないよう気をつけます。
そして最後の「立って歩く」。これは人が誇りと尊厳を保つために重要な行為です。その人らしさを取り戻すために、可能な限り立たせるよう介助をおこないます。
ユマニチュードは決して特別な手法ではなく、人と人の関係づくりにおいて、ごく当たり前のことです。しかし意識をしていないと、その当たり前がなかなかできないものです。
すべてのスタッフがユマニチュードの理念を理解し、日々の業務の中で実践できるよう、定期的に社内研修をおこなっています。
相手の人間性を尊重し、絆を深めていく。ケアを受ける側もおこなう側も、お互いが気持ちよく笑顔でいられるように。これからも福祉事業部全体で、ユマニチュードへの取り組みを継続していきます。
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